子どもが原因のママ友とのトラブルの実例と対処方法について

今回はママ友とのトラブルについて、どういったことが原因で起こるのか、そしてそれに対する対処方法はどうすべきか、という点を考えてみたいと思います。

 

少子化の世の中では「子どもを大事にする」ことへの比重が強くなるものですが、それが強すぎるママ友なんかも増えており、価値観の違いなども生まれやすくなっています。

 

そうするとママ友間のトラブルというものも、子どもの行動が原因で発生してしまうこともあるため、子供同士の関係性にも注意を払う必要も出てきます。

 

ここではどういった子供同士のトラブルがママ友間のトラブルに繋がるかということと、その問題への対処方法を考えてみたいと思います。

 

大学時代から顔見知りだった知人の子供と、私の子供が同じ幼稚園に入学することになって少し仲がよいママ友同士として交流していたのですがトラブルを機に一転しました。

ママ友とその子供が我が家に遊びにきた時に、私の子供が遊んでいた携帯ゲーム機のソフトのデータが気づいたら消えてしまったということが原因でした。

私の子供は自分がこれまでゲーム上で集めたキャラクターをすべてリセットされてしまったということで、ママ友の子供が自分が見ていなかった隙にリセットしたに違いないと言い張りました。 けれど親同士が目を離した子供部屋で起きたことで、しかも私の子供はその場面は見ていないという状況です。

可能性は高いにせよ物が壊れたや盗まれたではなく、ゲームソフトのデータが失われたことを問題にしていいのか私は迷いました。 けれど子供のことを思い、少しでも心が晴れるなら一言詫びてくれたらと期待を持って、ママ友がいる前でその子供に聞きました。

しかし、ママ友は我が子がそんなことしたわけないと一点張りで、きっとソフトのデータが原因でトラブルを起こしたくないとしらを切ろうとしたのだと思います。 私もこれ以上らちがあかないと思い話を引っ込めましたが、それ以来その親子が家に遊びに来ることはありません。

物の紛失や盗難ではなくゲーム機関連で子供がショックを受けることを防ぎママ友トラブルに発展させないためには、遊び半分でリセットさせないようゲーム機は子供部屋であっても、遊びに来た子供の手が届かない所に置くということが基本的ですが効果的です。

子供の非を親は簡単に認めないので、その原因を極力作らないようにする事がママ友トラブルの予防線だと思います。

 

ゲームというのは子どもの中では重大なウェイトを占めており、ゲームが原因で子ども同士が仲違いすることはよくあることですし、それが深刻なレベルに深い断絶を与えることもあります。

 

大人にとってはたかがゲームかと思いますが、子どもにとっては深刻な問題です。

 

特にデータを消してしまう・消されてしまうというのは子ども間のトラブルとしてよくあります。これが意図的なら問題ですが、意図的でないケースも多いとされています。その理由は、ゲーム側がデータを消去する際に使われる言葉にあります。最初からやり直す「リセット」という言葉は子どもも速い内に覚えますが、データを完全に削除する「フォーマット」という言葉は子どもも理解していません。

 

そのため、「フォーマット」がわからずに興味本位でコマンド入力してしまい、結果的にゲームのデータを全て削除してしまったというトラブルがあります。

 

こうしたトラブルを避けるためには、子どもに対する教育を介した予防策が必要でしょう。自分にとっても大事なゲームなのだから、相手のゲームも大事にしてあげること、また不用意によくわからない機械に触れないことなど、基本的ではありますがそうした教育を行っていくことがトラブルを回避するコツです。

 

家のマンションには当時7人の子供がいました。そのうち6人が男の子。

幼稚園は3つに分かれていたのですが、同じ小学校へ行くことになりました。 その頃からとにかくその6人のうちの一人がとてもライバル心剥き出しでいつもよその子供と比較してくるのが嫌でした。

そのママ友は息子一人だったので、関心がその子供に全ていってしまうのでしょう。とにかく自分の子供が一番よく出来ないと気が済まないのです。

小学生低学年のうちは縄跳びが何回とべる、2重跳びが出来る、逆上がりが出来る、コマなし自転車に乗れる、25メートル泳げる、初めて出来るようになることがいっぱいです。

困ったママ友はそれがちょっとよその子供よりも遅かったら「なんであんたは出来ないの?」と子供を叱って特訓するようなタイプの人だったので、だんだん皆何か出来ても隠すようになりました。 特訓して出来なければその子がもっともっと叱られたり特訓させられることになるからです。

こちらは遊びの延長で特訓して出来るようにしようと思ってしているわけではなく、自然に身についたというほうが多いので皆対応に困っていました。

人それぞれ、その子のペースでいいじゃないの、ということが分からないママ友だったので、正直その子が中学から私立へ行って学校が別になったのでみんなホッとしました。

それ以来、すぐライバル心剥き出しにする人には出来るだけ自慢でなくても、〇〇が出来るなどと言わないように、家庭のことなどは話さないように気を付けるようになりました。

 

人は何事にも多かれ少なかれ嫉妬しやすい生き物です。それが特に可愛い自分の子どもの事になると、盲目的になってしまい何事にも自分の子どもに幸福が集まるようにと考えがちです。

 

例では自分の子どもへと不満が行くママが出てきますが、他人の子どもへとその不満を吐くケースもあります。こういったタイプの人は溜め込む人・吐き出す人といるため、どのような場面においても「子どもの自慢」というのは控えておいたほうがいいでしょう。

 

子ども自身が自分に起きた良いことを自慢する場合は、割と嫉妬深いママ友もあまり気にしない傾向が強いのですが、大人が子どもの自慢をすると途端に嫉妬深くなりますから、不用意な自慢をしないことがママ友とのトラブルを避ける方法の1つです。

 

同じ幼稚園に通っていたお子さんで私の息子とも仲が良く、そんなご縁でその子のお母さんともママ友になりました。 当初は、内気な息子に気の合うお友達ができて喜んでいたのですが、その子はおもちゃ等を他の子と共有するのが苦手で、すべてを独占するようなタイプの子でした。

まだ幼い子のすることなので、私も見て見ぬふりをしていたのですが、次第にその子の態度もエスカレートしていき、息子が少しでもおもちゃを触ろうとする素振りを見せると手を叩いたり、終いには顔を引っかかれたりされるようになりました。 そんな現場を見ていたママ友ですが、しっかり息子さんを叱ってくれるのかと期待していたのですが、ソフトな感じで注意するのみで息子さんの問題行動も一向に収まりませんでした。

そんなある日、息子が「××君とは遊びたくない」と言い出すようになりました。 私も、幼いとはいえ顔を引っかかれるのはどうにも我慢ができませんでした。

後々、引っかかれた場所にキズが残る可能性もありますし、悩んだ挙句、少しづつですがその親子とは距離を置くように努めました。

ただ、毎回そのママ友からの誘いを断ると角が立ちますし同じ幼稚園に通っている関係上、直接、息子さんの行為を指摘してママ友の関係が崩れてしまうのも避けたかったので、息子にはしばらくの間、習い事をさせるようにして、それを理由に忙しいから遊ぶことができないと、完全にその親子との距離を取るようにした結果、私たちの交友関係は自然消滅しました。

 

暴力的な態度をとる子どもを叱らないママ友、というのはいつの時代でも問題になっています。こうした人とはとにかく離れるのが一番です。子どもに実害が及んでしまうのですから、ママ友関係なんて余程のことがない限り優先することではないです。

 

離れ方としては体験談内にも書いていますが、習い事と称して別のコミュニティへ子どもを入れる、あるいは両親に子どもを預けるという嘘などを称して、別の用事があるからその場を離れなければいけない、と相手方に納得させる理由を用意して距離をとりましょう。